まず、松ヤニを左手に持ちます。
松ヤニの角に対して、弓を当ててスピードをつけて塗ります。
(松ヤニは熱で溶かして塗るので、摩擦が必要です。)
続いて、弓の先に松ヤニを塗ります。
弓の元と先は、弾き始めの場所になるので、重点的に塗ります。
最後に、通して流れで塗っている動画を貼っておきます。
弓の先、元ともに3、4回塗れば十分だと思います。
弓の真ん中も少し塗ります。
松ヤニは、夏は暑くてつきやすく、冬は寒くてつきにくいので、季節に合わせて加減が必要になります。
(冬は温風ヒーターの前でちょっと温めてから塗ったりします)
私がよく中学校に教えにいくと、どちらかというと松ヤニを塗りすぎの人をみかけます。
塗りすぎの場合は、弓が弦にひっかかり過ぎて、きれいな音が出なくなります。
その場合は、数日間は松ヤニを塗らずに弾くと、ちょうどよい松ヤニの量になります。
松ヤニはどのメーカーか迷ったら、カールソン一択ですね。
ちょうどいい松ヤニの量というのは、文章では表現できないので、誰かに見てもらって、自分で慣れていくしかないですね。
ちなみに私の松ヤニはでこぼこになってますが、ちゃんと扱うときれいなまま使っていけますよ〜笑
余談
コントラバスの松ヤニは、実はたくさん種類があるようです。
欲しい音色やその人の好みによっても違いますので、興味のある人はいろいろ試してみてはいかが?