コントラバスの弦の状態チェック

コントラバスの弦の状態をチェックしてみましょう。

コントラバスの弦は金属でできています。
コントラバス以外の主な弦楽器、バイオリン・ヴィオラ・チェロよりもかなり太い弦になっています。

銀色のものでくるくると弦が巻かれていると思いますが、これがむき出してきて、中の茶色のところが見えている場合は、張り替えをおすすめします。
特に、駒のあたりが顕著に出ると思います。

あと、3年は張り替えてないよなという場合も張り替えをおすすめします。

弦が古いのと新しいのでは、音色に差が出てきます。
しかし、コントラバスの弦は高価で、張り替えを自分でするのも大変ですので、もしお店で張り替えてもらう場合は、トータルで5万円くらいはみる必要があるかもしれません。

どの弦がいいかわからない生徒さんにおすすめなのは、Pirastro(ピラストロ社)のFlexocor(フレクソコア)という弦です。
私もこの弦に変えてみましたが、とりあえず間違いはないかなといった感じです。
しかし、オーケストラで弾くとなると、もうワンランク上のOriginal Flexocorにしておけばよかったなぁと後悔しております。

主に吹奏楽の為のコントラバス取扱説明書「弦の種類、オススメ」

↑このサイトに書いてあるBelcanto/Thomastik(ベルカント/トマスティーク)も、そのうち個人的には試してみたいです。

弦を張り替えるタイミング

張り替えたばかりの新品の弦は、コントラバスに上から下から、すごい力で引っ張られますので、チューニングをしてもすぐに音程が下がってしまいます。
チューニングが安定するまで一週間は見ておくといいかもしれません。
余裕を持って、本番(定期演奏会、コンクールなど)の一ヶ月前には張り替えておくといいと思います。