コントラバスの魂柱についてご存知ですか?
私は楽器を始めたばかりの頃は知りませんでした。
外から見えるものではなく、コントラバスの本体の中に入っているものです。
表板と裏板をつないでいる棒です。
これがあることによって、弦の振動が駒に伝わり、表板を伝わり、裏板へ伝わり、コントラバスの響きが出るという仕組みになっています。
楽器を正面から見て、G線側のf字孔を、ライトなどを使って覗くと見えると思います。
とりあえず、倒れていなければOKです!
この魂柱の位置をわずかにずらしたりすることによって、楽器の響き方が変わってきますので、魂柱が倒れていないかチェックしておきましょう。
そして、コントラバスの置き方ですが、必ずG線の方を下にして置きましょう。
魂柱はG線側に入っていて、楽器は真ん中が膨らんでいる構造になっているので、E線側を下にしてしまうと、魂柱が倒れやすくなりますので、要注意です!
余談
ちなみにE線側のf字孔を覗くと、楽器のメーカーといつ造られた楽器なのかが書いてあると思います。