ロングトーンで気をつけること

基礎練習といえば、ロングトーンですね。
この記事では、コントラバスのロングトーンで気をつけることを紹介します。

テンポは4分音符=60で、4拍ずつ折り返します。
弦は、D→A→E→Gの順で弾きましょう。

1)弾きはじめの位置
弓の元のぎりぎりではなく、少し進んだところから弾き始めましょう。
弓は気持ち自分の方へ倒してください。

2)ブレスを吸って、きれいな発音で始めましょう。
ロングトーンもまずは、はじめの音が大事ですね。

4拍目で息を吸って、1拍目に息を出しながら弾いてみましょう。
そうすると力が抜けて、ぴったりのタイミングで発音できます。

3)徐々に進んできたら…
弓は先へいけばいくほど、自分の方へ倒してみましょう。
そうすると弓と弦が離れず、音量がキープできます。

5)折り返しキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
音が切れないように折り返したいですね。
折り返した瞬間は、少し弓の重さを弦にかけて、すこし発音をつけるイメージで弾きましょう。

折り返しはE線が一番難しいかな。

6)弓元へ戻る
行きとは逆で、徐々に自分の方へ倒していた弓を逆へ倒します。

音量大きくなってませんか?音量が均一になるように弾きましょう。
特にG線では顕著に音量が変わってしまいます。

7)音の切り
ブチッと切らずに響きを残す感じで。
続ける人は、そのまままた弓元から折り返していきましょう。

 

…ロングトーン1つにしても気をつけることがいっぱいありますね。
これが自然とできるようになると、曲もいい音で弾けるようになります。

最初は、4拍の折り返しでしたが、8拍、12拍、16拍と増やしていくと、弓のコントロール力がアップしていきますよ。

ロングトーンのときには、弓の角度にも注意してみてください。

弓の角度まとめ