コントラバスの替え指について

コントラバスで曲を弾くときに、上下で、ものすごくポジション移動しなくてはいけないフレーズがありませんか?
そういうときは「替え指」の出番です。

コントラバスで「替え指」という用語を使うのがいいのか、いまいちピンときていないのですが、私は高校時代は替え指と呼んで練習していました。

例えば、以下のようにDとAで移動するフレーズがあった場合、どういう運指で弾きますか?もしかして、どちらもG線で弾いていますか?

実は、D線でもAの音は鳴ります。G線でDを押さえているのと同じポジション(7番目)で、D線の7番目を押さえるとAの音が鳴ります。

どちらもG線で弾こうとすると、移動が大変ですよね。これは知っていれば当たり前のことなんですが、知らないと目からウロコですよね。

ちなみに、ポジション移動が楽だからといって、なんでもかんでも替え指を使えばいいというものでもありません。
確かに、同じ音程でも、太い弦で鳴らすと太くて柔らかい音になります。果たして、その音色の方がいいのかどうかまでよく考えて使ってくださいね。

具体的に楽譜を使って説明したいところなんですが、あんまりいい例が思いつかないんですよね…。
もしポジション移動が大変な曲があったら、そのフレーズの写真を撮って送ってもらえれば、回答したいと思います。いい例の場合は、このサイトにも載せたいと思います。

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ちなみに、私は替え指を使う音は□で囲んでいましたね。慣れないころは、どの弦のどのポジションを押さえるかも書いていました。