難しいフレーズの練習方法

コントラバスの楽譜にも低音のメロディが出てきて、弾くのが難しいフレーズがあります。

この記事ではそのフレーズを具体的にどうやって練習するか紹介します。

よくあるのは、ゆっくり練習ですね。
テンポを落としてゆっくり…もいいんですけど、それだけじゃちょっとね。。

今回はこの楽譜で説明します。

 

1)分割しよう

フレーズを細かく分割して練習しましょう。

このとき気をつけるのは、
・全部の音がしっかり鳴っているか
・弓の弾き始めの位置は、フレーズを通して弾いたときと同じか

細かく分けてゆっくり練習しましょう。

ちょっと弾けるようになってきたら、もうちょっとつなげましょう。

最後に全部つなげてみましょう。
つまづくところがあったら、そこだけ取り上げて練習してみましょう。

 

2)開放弦だけで弾いてみる

左手は外して、開放弦だけで練習してみましょう。

全部の音がしっかりなっていますか?

 

3)指定のテンポよりも早いテンポで弾いてみる

これをすると、指定のテンポに戻したときに落ち着いて弾けます。
というか、ずっとゆっくり練習していたら大体の人は飽きます。

 

というわけで、私が難しいフレーズを練習するときは、この3パターンくらいしかありません。

難しいフレーズを練習するときに心がけるのは、
・原因の切り分けをする
・まとめてではなく、毎日少しずつ
ですね。

フレーズが弾けないとき、左手に原因があるのか、右手に原因があるのか、それとも両方の手のタイミングに問題があるのか?

ここが正確に分かるようになると、上達も早くなります。

で、まとめて30分同じところを練習するよりは、毎日5分ずつやった方がいいと思います。

昨日弾けなかったのに、定期的に練習していたら、ある日弾けるようになります。

練習したことは寝かせて、自分も寝て、身につけましょう。

 

こんな偉そうなことを書いておきながら、最近の私はあまり難しいフレーズをちゃんと練習していません。。

でも難しいフレーズを弾けるようになったら楽しいですよね。