コントラバスで曲を弾けるようになってくると、ボーイングを決めると思います。(一人で弾いてても決めましょうね)
コントラバスにおけるボーイングとは、管楽器でいうブレス・息づかいのように重要なものです。
決める基準としては、
ダウンは強く
アップは弱く
この2点ですね
当時、中学生だった私は、ダウンとアップは必ず交互に弾かなくてはいけないと思っていましたが、「ダウン・ダウン」とか、「アップ・アップ」で弾くこともあるんです。(ということを高校に入って初めて知った…!!)
というわけで具体例を挙げて説明します。
このフレーズにボーイングをつけてみましょう。
まず、弓順でいくと…
まぁこんな感じですよね。
でも、1回目のフレーズと2回目のフレーズ同じなんだから、ボーイング同じにしたくない??
あと、強く出したい拍(1拍目とかフレーズの頭)はダウンで欲しい。
ここで「ダウン・ダウン」の登場です!
「ダウン・ダウン」になっているところは、そのまま流して弾くのではなく、もう一度つきなおしましょうね。(ことばで伝えにくい)
このくらい短い音で「ダウン・ダウン」の場合は、1つ目のダウンと同じ場所に弓を戻して、2つ目のダウンを弾き始めます。(ことばで伝えにくい)
ボーイングの決め方に正解はないのですが、強く出したい音は、ダウンで弾くように心がけましょう。
あと、一人で弾いていてもボーイングは決めましょう。
何回弾いても同じように弾けるようになります。