楽譜上に「pizz.」と書いてあるのを見たことはありますか?
今こそコントラバスのピチカートの出番です!
ピチカートとは、指で弾いて楽器を鳴らす奏法のことです。
ピチカートと一口に言っても、場面によって弾き方が全然違います。
1.マーチの頭打ち
この弾き方は吹奏楽でよく使うかと思います。
ポンポンと弾くイメージです。
2.ゆったりとした雰囲気の曲
右手で円を描くようなイメージで演奏します。
3.ポップス・ジャズ
マーチのときとは違い、指を指板に向けて動かすといった感じでしょうか。
親指も指板から離さず、固定して演奏します。
4.番外編:バルトークピチカート
ここまでくると、もはや打楽器の領域ですね。
弦を上に強く引っ張って、指板に弦を当てて音を出します。
本当にコントラバスなのかというくらい、大きな音が出ます。
まとめ
ここでは大きく分けて4つ紹介しましたが、曲調によってもっといろんな弾き方があります。
これは楽器を弾けるようになると、自然とこうやって弾きたいという気持ちが出てくると思います。
私はコントラバスのピチカートで演奏するときは、人差し指と中指をセットで使うのが気に入ってますが、人によってやり方が違うので、いろんな人の奏法を見て自分に合ったものを探してみてくださいね。