コントラバスの音が鳴らなくてお困りではないですか?
コントラバスは、ピアノのように鍵盤を叩けば簡単に音が鳴る楽器ではありません。
すぐそばに教えてくれる人がいれば、一時間もあればコツがつかめますが、教えてくれる人がいない場合は、結構苦労すると思います。まずは楽器の状態をチェックして、そのあと音を出すコツを書いておくので参考にしてみてください。
楽器本体の状態をチェック
いきなり弓で弾いて音を出すのは難しいので、まずは弦を指で弾いてみましょう。
音がなれば、楽器本体の状態はOKです!
もし音がならない場合は、楽器が壊れているので顧問の先生に相談してみてください。
コントラバスの楽器の状態チェックリスト
弓の状態をチェック
コントラバスの弓は張ってから使います。この記事を参考に弓を張ってくださいね。
続いて、コントラバスの弓の毛に松脂を塗ります。これがついていないと、全く音が鳴りません。
コントラバス本体の弦と、弓の毛の摩擦を起こして音を鳴らすのですが、松脂がついていないと摩擦が起きないので音が鳴りません。
松脂の塗り方は、この記事を参考にしてください。
弾いてみましょう
楽器を構えて、一番弾きやすい弦を弾いてみてください。多くの人はD線が弾きやすいと思います。
弾くときのコツですが、腕の余計な力は抜いて腕と弓の重さを、コントラバス本体の弦に乗せます。
そして、深呼吸をしてから、弾いてみるといい音が鳴るかもしれません。
私が教えるときは、実際に生徒さんの腕を持って、音を鳴らす感じをつかんでもらいます。
コントラバス本体の弦と、弓の毛の摩擦で音を鳴らすのですが、力がなさすぎても楽器が響かないし、力を入れすぎると響きが止まります。
ぜひ何回も弾いて、いい力加減を見つけてください。
とりあえず、楽器全体が響いている感じがすればOKです。